『水槽の中でヤマトヌマエビ死んでると思ったら抜け殻だった!』
エビを飼っている人は、一度は必ずこういう経験があるのではないでしょうか?
いきなりヤマトヌマエビの抜け殻が水槽の中にあったら・・・そりゃ驚きますよね。
知っておきましょう!
ヤマトヌマエビをはじめとした甲殻類は脱皮をして大きくなる生き物です!
今回は、ヤマトヌマエビの脱皮のサイクルや抜け殻の処理方法などについて詳しくみていきます。
▼この記事を読むとわかること
- ヤマトヌマエビの脱皮の前兆やサイクル
- 脱皮の抜け殻は放置してOK?捨てた方がいい?
- ヤマトヌマエビが脱皮した直後に気を付けたいこと
- ヤマトヌマエビが脱皮した後に死んでしまう場合の対策
ヤマトヌマエビ(エビ全般)は脱皮する。脱皮の前兆やサイクルは?
ヤマトヌマエビのが脱皮する主な理由は成長するためです。
エビなどの甲殻類は外の殻が固いため、脱皮しないと身の部分が大きくなれません。
ヤマトヌマエビの脱皮の前兆
外側の殻が白く濁ったようになるのが一般的となっています。
これは、外側の殻の内側にもう1枚の薄い殻が出来上がるからと言われています。
また実は、外の殻だけでなく内臓も一緒に脱皮するのです!
なので脱皮が近くなってくるとヤマトヌマエビはエサを食べなくなる場合が多いでしょう。
ヤマトヌマエビの脱皮のサイクル
ヤマトヌマエビは生まれて稚エビになるまでは1日~3日に1回の脱皮をして大きくなります。
稚エビになるまでには1ヶ月ほどかかり、その間に9回脱皮する。
成長したヤマトヌマエビほど少なくなっていき平均的には3週間~4週間に1回脱皮をするようになります。
脱皮したあとの抜け殻は放置でOK?そのままにしていたらどうなる?
脱皮した後の抜け殻は、基本的には放置で大丈夫です。
そのままにしておくと水槽のヤマトヌマエビか金魚が食べてくれます。
殻にはカルシウムが含まれているのでよい栄養源になるのです。
ヤマトヌマエビを多く飼っていて抜け殻が多く見た目が気になる場合は、ピンセットで取り除いてもいいでしょう。
ヤマトヌマエビが脱皮したあとに気を付けたい2つのこと
脱皮した後に気を付けるべきことを先にお伝えすると・・・
- 主に体がやわらかくなっていること
- 水が汚い可能性があること
この2つがあるので順番に見ていきましょう。
ヤマトヌマエビが脱皮した後は体がやわらかくなっている
ヤマトヌマエビが脱皮した後、体がやわらかくなっています。
固い殻ができるまで数時間かかり、その間は他の生物に襲われやすくなってしまうので注意してあげましょう。
金魚と一緒に飼っている場合、ヤマトヌマエビがつつかれて死んでしまう事もあります
対策としてはペットショップで購入できる流木やオブジェで隠れ家を作ってあげましょう。
ヤマトヌマエビは水が汚いか急に環境が変化しても脱皮する場合がある
ヤマトヌマエビは成長する時以外にも、水が汚かったり水質の変化が激しい時に脱皮します。
水が汚い場合は頻繁に脱皮をする傾向にあるようです。
あまりにも脱皮が頻繁だと感じる場合は、早めに水槽を掃除して新しい水に換えましょう。
また急な水質の変化でも脱皮する場合があります。
金魚と同じで1度にすべての水を換えてしまうとショックを起こします。
そのため5日ごとに3分の1ずつ換えてやるなどこまめに水槽の掃除をしていきましょう。
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ヤマトヌマエビが脱皮したあとに死んでしまう場合はどうすればいい?
水槽に仲間入りして1カ月ほどたち、環境に馴染んだはずのヤマトヌマエビが脱皮した後に死んでしまう場合の原因についてみていきます。
考えられる原因は主に以下の3つです。
- 他の生物に襲われている
- 水槽の水が汚い・急な水質の変化
- 酸素の供給が足りていない
他の生物に襲われている
脱皮したヤマトヌマエビエビ以外に、金魚などが他の水槽に入っている場合に起こることがあります。
脱皮した後他の生物に襲われて固い殻がないため、傷つき息絶えてしまうというものです。
▼対策
脱皮したヤマトヌマエビが隠れられる金魚が入れないような隠れ家を作ってあげましょう。
ペットショップにあるグッズを使えば、よい隠れ家ができますよ!
水槽の水が汚い・急な水質の変化
水槽の水が汚くヤマトヌマエビが暮らせない状況になっている可能性があります。
最近水を換えていないな・・・と思ったら水槽を掃除し、換えてあげましょう。
ヤマトヌマエビは初心者向けの飼いやすい生体ですが、きれいな水でないと生きていけない生き物なので水質は重要です。
また、急激な水質の変化にかなり弱いので、水を換える際もできるだけ慎重に行いましょう!
▼ヤマトヌマエビが好む水質
- なんといっても安定した水質・水温の水
- 中性~弱アルカリ性
- 塩素は大敵!しっかりカルキ抜きした水を!
酸素の供給が足りていない
酸素の供給が足りていなくて呼吸が十分できない場合でも死んでしまいます。
水槽の大きさにあったエアレーションの装置を購入し作動させましょう。
まとめ
どうでしたか?
今回は、ヤマトヌマエビの脱皮のサイクルや抜け殻の処理方法などについて詳しくみてきました!
ヤマトヌマエビは脱皮して大きくなる!
→脱皮したあとの抜け殻は放置でOK!
▼脱皮の前兆
- 体が白っぽくなる
- エサを食べなくなる
▼脱皮のサイクル
平均は3~4週間に1回ほど
脱皮した後には体が柔らかくなるため、隠れ家で休ませてあげましょう!
必要以上の脱皮は水質が悪いor水質の急激な変化を疑います。
早急かつ慎重な水換えをして、様子を見守ることが大事です。
▼ヤマトヌマエビが好む水質
- なんといっても安定した水質・水温の水
- 中性~弱アルカリ性
- 塩素は大敵!しっかりカルキ抜きした水を!
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