- 金魚を飼育している水槽にすぐコケが生える
- 水槽の掃除が大変だ!
- 水槽の掃除を楽にしたい・・・
とっても癒しになってくれる金魚たちですが、水槽の掃除は大変ですよね!
そんなときに助けになってくれるのがコケを食べてくれる生き物です。
コケを食べてくれる生き物を金魚と飼うことによって、水槽のコケ取りの手間が半分くらいになりますよ!

ということでこの記事では・・・
金魚と飼育できるコケを食べてくれる生き物おすすめ3種類と、導入する際の注意点をお伝えしていきます!

金魚と飼育できるコケを食べる生き物のおすすめ3種類

水槽に生えるコケには以下の2種類の形があって、それぞれのコケの対策に適した生き物は・・・
- 糸状の細長いコケ→エビ類
- 水槽の側面にへばりついた茶色や緑のコケ→貝類
と言われています。
左が細長いコケ、右がへばりついてるコケですね。
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画像引用TETORA公式サイト
それを踏まえたうえで、金魚と飼えるコケ取り生物おすすめ3種類はこちら!
- イシマキガイ
- タニシ
- ヤマトヌマエビ

金魚と飼えるおすすめコケ取り生物1.イシマキガイ
水槽のコケ掃除の定番とも言われていて、 金魚との共存も可能です。
値段も安いことから水槽に投入しやすいのではないでしょうか?
ガラスについたコケをぱくぱくと食べていってくれるので1匹導入すればかなり違います。
金魚と同じ水槽の環境で飼育できるのも良いですよね。
金魚と飼えるおすすめコケ取り生物2.タニシ
イシマキガイと同じくガラスについたコケをよく食べてくれます。
また金魚のフンなども食べてくれるため、水槽の環境もよくなります。
タニシは、急な水質の変化にも耐えられるので多少汚い水であっても平気です。

金魚と飼えるおすすめコケ取り生物3.ヤマトヌマエビ
こちらも水槽の掃除屋さんとして有名で、糸状のコケや藻を好んで食べます。
基本的に昼間は石の下や流木の下など暗い場所に隠れています。
雑食性なので水に沈んだ金魚の食べ残しなども食べたりします。
コケを食べているヤマトヌマエビのしぐさが可愛らしく、つい金魚より可愛がっちゃたりします(笑)
次からは、これまで紹介した生き物を導入する際の注意点について見ていきます!
【種類別にまとめました!】コケを食べる生き物を導入する際の注意点は?

いくら金魚と一緒に飼える!と言っても、何も考えずにポイっと水槽に入れてはいけません。

イシマキガイやタニシ、ヤマトヌマエビ、それぞれを導入する際のポイントや注意点を詳しく見ていきましょう!
イシマキガイを金魚の水槽へ導入する際のポイント・注意点
イシマキガイは、もし倒れてしまうと自分で起き上がれません。
倒れると弱ってしまい、金魚に狙われるので、気づいたら起こしてあげないといけません。

さらに食欲がすごいので、餌となるコケを全て食べて餌がなくなり死んでしまう事もあります。

寿命は1年ほどで、淡水では増える事はありません。
購入する際は水槽の大きさ・コケの多さを考えつつ2匹からなど、少なめにしておくとよいでしょう。
卵は産みます!
無精卵なので孵化はしませんが、人の手で取り除く手間がかかります。
タニシを金魚の水槽へ導入する際のポイント・注意点
繁殖力が強く、多めに飼育するとあっという間に増えてしまう事もあります。
小さいタニシは金魚に食べられるので、金魚の口に入らない大きめのものを選ぶとよいでしょう。
田んぼにいるタニシを連れ帰っていれると寄生虫がついている場合があります!
必ずペットショップで購入しましょう。
ヤマトヌマエビを金魚の水槽へ導入する際のポイント・注意点
ヤマトヌマエビは、タニシより素早いですが和金やコメットなど、フナ型で泳ぎが素早い金魚にはどうしても食べられてしまいます。
金魚とヤマトヌマエビをいれたいなら、ペットショップに売っている流木やオブジェで隠れ家を作ってあげるといいでしょう。
金魚の入れない隠れ家のようなものがあれば金魚から逃げられる可能性も高くなります。

ヤマトヌマエビは、自然だと昼間暗い場所にいて休んでいる生き物なので、暗くなる隠れ家はできるだけ用意してあげましょう。
誰でも今日から簡単にできる!水槽のコケ対策をご紹介

ここまでは、金魚の水槽のコケを食べてくれる生物を見てきました!
ただし・・・
どの生物も食べられてしまう事や死んでしまう事があるので、ずっとコケがない状態にしておくことができません。
そのためコケ対策の手間はどうしても必要になります。
コケの生える仕組みを見たうえで、誰にでも今日から簡単にできる『コケを生えにくくする方法』をご紹介していきますね!

コケの生える仕組み
コケの生える仕組みを簡単に説明すると以下のようになります。
- 空気中から運ばれてくるコケの胞子が水槽の中に入る
- 金魚のフンや食べ残しなどから栄養を貰いもらい胞子が活発化、コケが生えてくる
- 日光や水槽の照明で光合成をおこない、またコケが増える
つまり!
簡単にできるコケへの対策は・・・
- 照明の光を少なめにして夕方から夜の間は必ず消灯する
- えさの量を少なめにする
- ろ過フィルターは水槽にあったものを取り付ける
- 掃除をこまめにする
1つずつ簡単に見ていきましょう!
照明の光を少なめにして夕方から夜の間は必ず消灯する
水槽の照明の光を調節し、あまり明るすぎないようにしましょう。
夜は金魚も休みだすので照明を切るようにします。
光がずっと灯っている状態だとコケも生えやすくなります。
えさの量を少なめにする
毎日1回~2回、餌を少なめにやりましょう。
金魚にたくさんの餌をやるとフンや尿を多くするため、水槽が汚れやすくなり水質汚染は病気にもつながります。
水槽が汚れるとコケにとって増えやすい環境になるので、餌の量を少なめにするだけでもかなり違ってくるはずです。
ろ過フィルターは水槽にあったものを取り付ける
水槽の大きさにあった強力なろ過フィルターを使用しておけば、水は汚れにくくなります。
水槽が大きいのに小さいものしか使用していないと、フンなどをうまくろ過できずコケが生えやすいです。
掃除をこまめにする
最初に説明したように・・・
コケは金魚の食べのこしやフンからエネルギーを貰い、生えてきます。
汚れを少なくするために1週間に一度、3分の1から半分くらいの水を換えてやりましょう。
水の底の方にフンや食べかすがたまりやすいので、水換え用ポンプを使うと取りやすいです。

まとめ

この記事では、金魚と飼育できるコケを食べてくれる生き物おすすめ3種類と、導入する際の注意点をお伝えしました。

金魚と飼える!
おすすめコケ取り生物3種類
- イシマキガイ
- タニシ
- ヤマトヌマエビ
どの種類も金魚に食べられないための工夫が必要!
簡単にできるコケへの対策
- 照明の光を少なめにして夕方から夜の間は必ず消灯する
- えさの量を少なめにする
- ろ過フィルターは水槽にあったものを取り付ける
- 掃除をこまめにする
今回ご紹介したコケ取り生物を一緒に飼えば、ある程度水槽はきれいになるでしょう。
でもね・・・
金魚が雑食なので他の生き物を食べてしまう事が多いんです。

特にヌマエビは、貝類のように体を守るものがなくつつかれて弱ってしまう事もあります。
コケを食べる生物を導入する前に、『コケを対策する方法』を試してみるといいですよ♡

どうしても金魚と一緒にコケ取り生物が飼いたいんだ!という場合は、ご紹介した生き物をいれるといいですね^^
