- 苔がガラスについた水槽の掃除って大変!
- 金魚と一緒に水槽の側面にへばりついたコケは貝が取ってくれるらしい・・・
- でも貝って種類が多い!
コケ取り用に貝を飼ってみたいけど、種類が多くてどんな貝だと金魚と飼えて相性が良いのかわからないですよね!
というわけで今回は金魚と一緒に飼えて、コケを食べてくれる貝のオススメ2種のご紹介と、貝の生態や導入する時の注意点を見ていこうと思います!
▼この記事を読むとわかること
- 金魚と一緒に飼えるおすすめの貝および寿命などの特徴
- 貝はどこで入手すればいいのか?値段はいくらくらいか?
- 貝を購入し金魚と一緒に飼育する際の注意点
金魚と一緒に飼える貝のオススメ2種と貝の生態
画像引用Wikipedia
金魚と一緒に飼うなら、おすすめしたいのは
- オオタニシ
- イシマキガイ
この2種類です。
なぜなら・・・
- 金魚の口に入らないサイズで食べられる可能性が低い
- 金魚と同じ水質で飼育することができる
- 金魚を傷つけるようなトゲを持っていない
から!
金魚と一緒に飼えるオススメの貝1.オオタニシ
寿命は5年ほど、大きさは1センチ~8センチくらいです。
水槽のコケを食べてくれるだけでなく、金魚の食べ残しも食べてくれます。
水質と水温ともに金魚と一緒に生活しても問題ない貝です。
水槽の中に漂うゴミも一緒に食べてくれるので、水が汚くなるのを自然に防いでくれます。
オオタニシは大きめの物を選べば金魚の口にも入らないため安心なうえに、タニシ自体が急な水質の変化にも耐えられるため、水が多少汚くても大丈夫なのが嬉しいところですね!
金魚と一緒に飼えるオススメの貝2.イシマキガイ
寿命は1年ほどと短く、淡水(金魚と同じ飼育水)だと繁殖しません。
大きさは成体で2センチほどです。
こちらもタニシと同じくガラスの苔を食べてくれますが、タニシよりもコケの除去力が高いので有名です。
そして金魚の食べ残しも食べるので水槽の掃除屋として活躍間違いなしですね!
倒れてしまうと自力で起き上がれないという特徴を持っています。
もし倒れていたら飼い主であるあなたが起こしてあげましょう。
では他の貝についてもついでに見てみましょう!
その他の貝について
マルタニシ
オオタニシよりもさらに多くの苔とりが期待できるタニシの仲間です。
ただし水草などを倒してしまうほどパワフルなことや、マイナーなためペットショップで売られていることが少なく値段も高いなどの問題があるためおすすめから外しました。
かつては水田などでよく見られたが、農薬の影響や冬季の圃場の掘り返しなどで20世紀後期頃からは急速に減少傾向にあり、準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)に指定されている。
ヒメタニシ
タニシの仲間ですが、大きさは3.5センチが最大なので、金魚に食べられてしまう事も多いです。
オススメから外しましたが食べ残しやコケを食べてくれ、水質浄化能力が素晴らしいのでメダカなどの小さい魚と一緒に飼う人は多いです。
レッドラムズホーン
タニシのように見えますが特徴はからの部分が赤いことです。
コケや残り餌などをタニシと同じように食べるのですが、水質に少し敏感な所もあります。
急激な水質の変化に耐えにくく、死ぬときは急に死んでいるので、金魚と一緒の水槽で飼うのはおすすめできません。
赤いことから水槽にいると見ばえが良いので、メダカと一緒に飼育されることが多いようですね。
金魚と一緒に飼育できる貝はどこで買えるの?値段はいくら?
ホームセンターやペットショップで買うことができます。
ホームセンターやペットショップだと少し高く感じるかもしれませんが、その場で貝を見て好きな個体を選ぶことができるのが魅力です。
通信販売だと届いた個体の元気がない場合や、大きさが小さいこともあります。
届いた個体が死亡していることも!
通販利用の際は、評価の高そうな信用できるショップを選びましょう。
値段についてはイシマキガイだと10匹1000円ほど、タニシも10匹で887円ほどでAmazonで売られていますね(2019年4月現在)
比較的気軽に買いやすい値段ですよね♪
それでは!次は貝を購入し金魚と一緒に飼育する際の注意点を貝の種類別にみていきます。
貝を金魚と一緒に飼育する際の注意点
タニシにもイシマキガイにも注意しておくべき点があります。
特徴と注意点を知ったうえで上手に金魚と共存させてあげましょう。
オオタニシを飼育する時の注意点
まず、タニシは繁殖力が強い!ということを覚えておきましょう。
数匹で購入すると、イシマキガイと違ってあっという間に繁殖してしまいます。
※タニシはオス・メスがありません。
タニシが多すぎると、水槽の見ばえが悪くなっちゃいますよね。
最初は2~3匹など少なめに購入しておきましょう。
小さいタニシだと金魚の口に入り食べられてしまう事があるので大きいものを選ぶのもコツです。
イシマキガイを飼育する時の注意点
倒れてしまうと自分では起き上がれないので、放っておくと金魚に食べられてしまいます。
また金魚と一緒に飼育している際に繁殖はしませんが、水草やガラスなどに卵を産むことはあります。
見た目が良くないため、卵を見つけたらとってあげる必要があります。
見た目は小さいですが食欲がすごいです!
苔を多く食べてくれるのですが、多くのイシマキガイをいれるとコケ(餌)がなくなり餓死することも!
購入する数は少なめにするとよいでしょう。
田んぼなどで捕まえた貝をいれるのはだめなのか?
田んぼなどにタニシはいますが、病原菌を持っていたり寄生虫を持っていたりして危険です。
他の生き物でもそうですが、川や田んぼの中などで捕まえた個体を水槽にいれるのは避けましょうね。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では金魚と一緒に飼えて、コケを食べてくれる貝のオススメ2種のご紹介と、貝の生態や導入する時の注意点を見てきました。
▼金魚と一緒に飼うのにおすすめのコケとり用の貝
- オオタニシ
- イシマキガイ
▼コケとり用の貝を一緒に飼う際の注意点
【オオタニシの場合】
- 繁殖力が強く多くいれると、あっという間に増えてしまう!
- 大きめの成長したタニシをいれないと金魚に食べられてしまうことがある
【イシマキガイの場合】
- 倒れると自分で起き上がれない
- 金魚と同じ水で飼育していると繁殖はしないが卵を産み付けることがある。
- 倒れて放っておくと金魚に食べられてしまう事もある
タニシやイシマキガイは金魚と一緒に飼育すると、水槽掃除や水質浄化の役にたってくれます。
水槽の良いアクセントになると好んで飼育する人もいるくらいです。
今回紹介したおすすめの貝、オオタニシとイシマキガイは丈夫なので初心者にとってもオススメですよ!
コケとりだけでなく、飼育を楽しむために導入を検討してみてはいかがでしょうか♡